友人が二科展に入選したとのことで、昨日の同窓会でハガキ大の絵をもらいました。9/6から国立新美術館に展示される原画はF80号(1460×1140mm)とのことです。すごい! 今朝、その絵にinspireされてAIで大聖堂の絵を描いてみました。テキストプロンプトをああでもない、こうでもないと10回近く試行錯誤した結果、Stable Diffusion XL 0.9を使って最も良い結果が得られました。
“Cathedral”だけではイメージがばらけすぎたので、大聖堂の写真を検索して、自分のイメージに一番近い大聖堂の固有名詞をテキストプロンプトに加えました。
最終的なテキストプロンプトは以下の通りです。
“3d perspective from low angle, The High Altar Durham Cathedral, colorful stained glass, an altar with cross, detailed matte painting, deep color, fantastical, intricate detail, splash screen, complementary colors, fantasy concept art, 8k resolution trending on Artstation Unreal Engine 5”
要した時間は40分。一応それらしい絵になっていますが、ステンドグラスの絵柄とか壁画が雑であり、細部を改善した作品として完成させようとすれば数時間かかるかもしれません。文章生成AIも画像生成AIも、そこそこのものを短時間(一瞬)で生成するのは得意ですが、そこからtweakして完成度を上げるのに時間と神経と、そして多分才能が必要です。やはりAIが芸術の分野で人間に対抗するまでには時間がかかりそうです。といっても、2,3年かもしれませんが……。