
閑話休題
閑話休題が「余談をやめて本題に戻ります」という意味か「本題を休んで少し余談をします」という意味か、紛らわしいと思いませんか?「AI Trends」のブログで「閑話休題」と書けば「本題のAIはさておいて少し余談をさせていただきます」になりそうですが、「余談をやめて本題に戻ります」が正解です。
すなわち「休題」の「題」は「本題」という意味ではなく、「余談の話題」を指しており、「閑話休題」は「余談はここまで」と宣言するだけで、「これから本題に戻ります」とは明示していないわけです。
Google翻訳:
中国語でも閑話休題と言うのだろうかと疑問に思ったので、Google翻訳でチェックしました。
日本語「閑話休題」 => 中国語「封闭主题」
—— あれっ、変だぞ。高校でならった漢文のルールからすれば「封閉主題」なら「主題を封閉する」という意味にならないだろうか?
こんな時には賢い人に聞いてみようということで、語学力や漢文の知識が最もありそうなGoogleのBardに相談してみました。
Bard:
Me:「閑話休題」を中国語では何と言いますか?
Bard:「閑話休題」を中国語で言うと「书归正传」です。
「閑話休題」は、本来は「話を休んで、本題に戻る」という意味です。中国語の「书归正传」も、元々は「本を元の場所に戻す」という意味ですが、そこから転じて「話を本題に戻す」という意味で使われています。
「閑話休題」は、会話や文章の中で、余談や脱線を切り上げて、本来の話題に戻るときに使う表現です。
例文:
- 閑話休題、本題に入ろう。
- 书归正传,我们来谈谈正事。
また、中国語では「扯远了」や「扯得有点远了」なども「閑話休題」と同じ意味で使われます。
例文:
- 扯远了,我们还是回到正题吧。
- 扯得有点远了,我们还是说回原本的话题吧。
Me:「閑話休題」が「話を休んで、本題に戻る」という意味だとすると、元々「閑話を休題にする」という思想で作られた熟語ですか、それとも「閑話休(閑話を休んで)、題に戻す」という意図の熟語だったのですか?
Bard:「閑話休題」は、元々「閑話を休題にする」という思想で作られた熟語だと思います。
「閑話」は「余談」「脱線」という意味であり、「休題」は「話を休む」という意味です。つまり、「閑話休題」は「余談や脱線を休んで、本題に戻る」という意味です。
この熟語は、元々は書物の中で、余談や脱線を切り上げて、本筋に戻すときに使われていました。例えば、ある書物の中で、作者が余談を挟んだ後で、「閑話休題、本題に戻ろう」と述べるという具合です。
そこから転じて、会話や文章の中で、余談や脱線を切り上げて、本来の話題に戻るときにも使われるようになりました。
「閑話休(閑話を休んで)、題に戻す」という意図の熟語だったとしても、意味は同じです。しかし、元々の思想は「閑話を休題にする」ということだと思います。
なお、中国語の「书归正传」も、元々は「書を元の場所に戻す」という意味ですが、そこから転じて「話を本題に戻す」という意味で使われています。この熟語も、元々は「話を本題に戻す」という思想で作られたものだと思います。
Me: 逆に「本題を休んで、少し余談をしましょう」「少し話が横道に逸れますが」という意味の四文字熟語はありますか?
Bard: はい、あります。
- 余談を挟む
- 話が逸れる
- 脱線する
- 脇道に入る
- 寄り道する
これらの熟語は、いずれも「本題から離れて、余談や脱線をする」という意味です。
例えば、
- 「本題を休んで、少し余談を挟みましょう」は「余談を挟む」と表現できます。
- 「少し話が横道に逸れますが」は「話が逸れる」と表現できます。
また、これらの熟語を組み合わせて、より具体的な意味を表すこともできます。
例えば、
- 「本題から少し離れて、余談を挟む」は「本題を離れて余談を挟む」と表現できます。
- 「本題から少し脱線して、話をします」は「本題から脱線して話をする」と表現できます。
このように、逆に「本題を休んで、少し余談をしましょう」という意味の四文字熟語は、いくつかあります。
[注*] 「四文字熟語」という日本語がBardに通じなかったので、こんな回答になりました。質問を工夫する必要があります。
Me: 漢字四文字(漢詩のような中国語)で表現できませんか?
Bard: はい、漢字四文字で表現できます。
「閑言絮語」
「閑言」は「余談」「脱線」という意味であり、「絮語」は「くだらない話」という意味です。つまり、「閑言絮語」は「余談やくだらない話」という意味です。
この熟語は、本題から離れて、余談やくだらない話をすることを表現するのに適しています。
例えば、
- 「本題を休んで、少し閑言絮語をしましょう」
- 「少し話が横道に逸れますが、閑言絮語をさせていただきます」
のように使えます。
また、この熟語は、漢詩のような中国語で表現されています。そのため、余談やくだらない話が、芸術的な表現として捉えられていることを表しています。
このように、漢字四文字で「本題を休んで、少し余談をしましょう」という意味を表現することはできます。
他にも、以下のような表現も考えられます。
「题外话」
「题外话」は、そのまま「本題以外の話」という意味です。
「扯远了」
「扯远了」は、日本語の「話が逸れる」に相当する表現です。
「岔开话题」
「岔开话题」は、日本語の「話を変える」に相当する表現です。
これらの表現は、いずれも漢字四文字で表現されています。そのため、本題を休んで、少し余談をすることを表現するのに適しています。
Me: 「絮」という漢字は見たことがありませんが、日本の漢字で「絮」に相当する文字はありますか?
Bard: はい、あります。
「絮」という漢字は、中国語の漢字です。日本でも、中国から伝来した漢字として使用されていますが、日常的に使用される漢字ではありません。
日本の漢字で「絮」に相当する文字は、「わた」です。
「絮」の意味は、
- わた
- わたげ
- わたいれ
- 古いわた
などです。
「わた」の意味は、
- わた
- わたげ
- わたいれ
などです。
つまり、「絮」と「わた」は、意味がほぼ同じです。
例えば、
- 「絮衣」は「わた衣」
- 「絮説」は「わた説」
のように、どちらの漢字を使っても意味は同じです。
ただし、一部の表現では、使い分けがされる場合があります。
例えば、
- 「柳絮」は「わたげ」
- 「棉絮」は「わた」
のように、「柳絮」は「わたげ」という意味で、「棉絮」は「わた」という意味で使われることが多いです。
このように、日本の漢字で「絮」に相当する文字は、「わた」です。
Bing:
Bing(GPT-4)にも同じ質問をしてみましょう。
Me: 閑話休題とはどんな意味ですか?中国語で閑話休題に相当する四文字の言葉はありますか?もし中国の故事に由来する言葉ならその故事を教えてください。
Bing: 「閑話休題」とは、話が横道にそれた際に、本題に戻すために使う言葉で、「それはさておき」という意味になります。出典となった中国の古書「水滸伝」には、「しばらく閑話を把りて休題し、ただし正語を説わんや」という一節があります。四文字熟語で「閑話」という言葉がありますが、閑話休題に相当する四文字熟語は見つかりませんでした。故事としては、中国の古代小説「水滸伝」の一節から由来しているとされています*1。
Me: 示していただいたリンク*1 によると「しばらく閑話をして休題し、ただし正話をいわんや。(『水滸伝』より)」とのことですが、水滸伝のその部分の中国語の原文を示してください。
Bing: 「水滸伝」の一節は、「暫且搁置閑話,單説正事」という中国語で表現されます。
Me: 「閑話休題」は「閑話を休題にする」という意味であり、「暫且搁置閑話」で言い尽くされているように思えます。「閑話休題」には「單説正事」が含まれていないと考えてよいでしょうか?
Bing: 「閑話休題」は、「話が横道にそれた際に、本題に戻すために使う言葉で、「それはさておき」という意味になります。」と前回お伝えしましたが、ご指摘の通り、「閑話休題」には「單説正事」が含まれていないことが正しいです。お詫び申し上げます。
この記事を読まれた方は二度と閑話休題の意味について迷わないでしょう。結局、この記事の意図は、いわゆる文系の教養を深めるのにもAIが役立つということを説明したかったわけなので、「本題をさておいて閑話に入ります」という間違った使い方ではなかったのです。というのがオチなのでした。
閑言絮語
この記事のトップに表示される画像はBingの新機能であるDall-E 3を使って「閑話休題、水滸伝、AIのキーワードの一部または全部から連想されるイラスト」を生成させた6つの画像のうちの1つです。最後に、閑言絮語として、他の画像も掲載しておきます。