Textから3D画像を生成する ”text-to-3d” が最近のAI関係の流行のひとつとなっています。
素人が簡単にtext-to-3d の動画っぽい画像を楽しめるサービスに遭遇したので、ご紹介します。「動画っぽい」と書いたのは本当の動画ではなく animated gifだからです。
Discord経由のText-to-3D生成方法
このリンクをクリックしてDiscordのLatent Labsにアクセスします。
左カラムの”text3d-*”のうちのひとつをクリックして text3dのチャンネルに入ります。
“/3d PROMPT”と入力します。
ここで “/3d”が3D画像を生成するためのコマンドで、PROMPTの部分に生成すべき画像の内容をあなたが記述します。私の場合は以下の通り入力しました。
PROMPT:
Generate a 3d model of a female ai robot reading a book
すると、以下の通り「考え中…ウォームアップに数分かかります」と表示されました。
Reimagine Bot が考え中…
Model is cold
It may take several minutes to warm up.
近頃は「数分かかります」と言えばせいぜい1~2分で終わることが多いのですが、10分以上待たされました!
その結果、やっと生成されたのが、この記事の冒頭に挿入したアニメーテッドGIF画像です。
Latent Labsのウェブサイト
Discordで3D画像の生成に成功した後で、Latent Labsのウェブサイトで同じサービスが提供されていることが判明しました。Google accountと連携させてログインすると”Design in 3D”というUIが表示され、上述のPROMPTの内容を入力すると”3D Model”が生成されるようになっていました。”5 free credits available!”と書いてあるので、無料で5回生成できると考えられます。
残念ながら、1時間待っても生成されませんでした。きっとサーバーの能力を超えるアクセスがあるのでしょう。$10払えば75回生成できるクレジットが入手できるようですが、このQualityの動画としては高すぎます。
先行する3D動画作成AI
テキストプロンプトから3D動画(アニメーションGIFを含む)を生成できるAIサービスは、非常に多くの企業が取り組んでおり、殆どが開発段階と言えます。現時点で最も完成度が高いのはMidjourneyと思われますが、ご存じの通り有料です。数か月後には、間違いなく賑わっている領域なので楽しみに待ちましょう。